CD音源のパソコンによる編集
CDなどの音源をパソコンに取り込んで編集し、パソコンから送出する、あるいはUSBに保存して送出する方法を記録しました。不完全なところもあるかもしれませんが、分かっていることを述べます。
- パソコンへの取り込み(Windows7パソコンの例)(2014年11月12日記録、2015年4月20日補充)
?音楽CDから
音楽CDをパソコンに入れ、Windows Media Playerの画面を立ち上げ、CDのリストが表示されたら、「CDの取り込み」をクリック。その前に取り込みたい曲にレ点を入れておく。取り込む時はmp3にすると扱いやすい。(iTunesで、CDの曲を簡単にmp3にできます)
取り込みが終わると自動的にCDが出てくるので、取り出す。
パソコン内のどこかのファイルに音楽がとりこまれているはずである。
※AudeioStudio10の開くでCDからwavで取り込むと、すぐSP4040SXで使える形で取り込めます。CDドライブがついていないパソコンの場合は、外付けドライブをつけてください。(2021年7月付記)
?フリー素材を扱うところから取り込む
よく使われるのが「こだまプロダクション」「小森平のページ」。蝉の音など自然音や、ドアのきしむ音など生活音の素材が豊富で、無料で使用できる条件が書いてあり、高校演劇の使用は基本的にOKのようである。(2015年4月20日現在)ここで、「DOWN ROAD」のところを右クリックし、「対象をファイルに保存」をクリックすれば、mp3ファイルで音源が保存される。
それらで取り込んだ素材をmp3が編集できるフリーソフトがあるので、それをパソコンに取り込んでおく。今回は「Audio Editor」をダウンロードして使用した。
Audio Editorを開くと、編集画面が出てくるので、「開く」を押して、編集したい曲を選ぶ。
編集方法は「カット」にし、カットしたい最初のところまで音楽を流してから、タイムコードをクリック。すると編集点リストに編集点が記録される。
今度はカットしたい最後のところまで音楽を流してから、タイムコードをクリック。編集開始ボタンを押す。するとカットされたところの音楽が流れ、自動に保存される。
音楽を止めて、ファイルに保存された編集された曲を、ドラッグして、USBのホルダーに落とせば、編集した曲をUSBに保存することができる。
- NCH社 WavePad音声編集ソフトを使って音響を編集する方法(2015年3月26日記録)
WavePadはお試し版(1か月くらい?)と購入版があります。購入版は2015年3月現在7000円くらいでした。(オーストラリアの会社らしくて、為替レートにより値段は変わります)
CDの音を切ってmp3ファイルにする時のやり方を記します。
1 まずiTunesなどを利用して、CDなど編集したい音をパソコンに取り込んでおき、mp3ファイルに変換しておきます。
2 次にWavePad音声編集ソフトを立ち上げ、「ホーム」タブの「開く」をクリックします。
3 編集したいmp3ファイルをダブルクリックすると、メインの画面に音を示す線が現れます。これが編集したい音を意味します。
4 左下の再生ボタンなどで曲を再生し、音を切りとりたい場所を確定します。赤い線の上にマウスのカーソルを持って行って、左クリックをしながらドラッグすると、青く塗られた部分が出てくるので、切り取りたい部分をこの青く塗られた状態にします。
5 「ホーム」タブの「削除」を押すと、青く指定された部分がカットされます。
6 「ファイル」タブを押し、「名前をつけて保存」で、USBなど好きな場所に保存します。
ほかにも、音を加工したり、大きくしたり、小さくしたり、早くしたり、遅くしたり、繰り返したり、などいろんな編集ができますので、お試し版を使って自分でいじってみてください。
なおNSH音声ライブラリーもついており、簡単な効果音はここからダウンロードできます。
- フリーソフト「Sound Engine free」を使って、CDを編集する
CDの曲や効果音を編集するなら、上記のフリーソフトを使って編集をすることができます。これは音の波の画像を見ながら編集でき、使い勝手が「WavePad音声編集ソフト」とよく似ていますので、とてもやりやすいです。ただし、wavファイルしか扱えないところが難点で、mp3レコーダーで再生することができません。
そのためにいちいち編集した後にmp3に変換する必要があります。mp3への変換は「iTune」でできますので、google検索などで「wavをmp3に変換」などと引いてみるとよいでしょう。