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コメント:
初めての中部大会出場で、どうやって調整していいのか分からなかった。14期(1年生)がこのままでは3月まで舞台に立てないことを考えて、11月中旬に1年生キャストによる「虹の向こうへ」を松阪公民館で公開。1年生の特性は分かったし、進歩はあったが、本番の2年生バージョンの「虹の向こうへ」の出来が大幅に遅れ、12月8日の通しでは、役者もスタッフも大変な出来。慌てて非常事態を引くも、そこからなかなか進まず、本番の9日前のゲネでも人にお見せできるほどの物ではないという、綱渡りの状態だった。
たぶん役者が誰か一人でもインフルエンザなどで倒れていたら上演できなかったかもしれない。余裕を持つことの大切さを感じた上演だった。というより、余裕のある予定でも部員一人一人が始まりから物事をなめず、危機感を持ってやるのが大切ということが分かった。
福井では顧問の先生方や実行委員会のまじめで温かい対応がうれしかった。初めての泊りがけの公演、そして夜間練習。当日の朝は4時過ぎに目が覚めて、そこから眠れなかった。中部の伝統校や有力校と同じ舞台に立てることの幸せをかみ締めた。
お客さんの反応も良かった。それは良かったのだが、様々な面でミスが目立った。やはり大舞台での場数の違いに由来するだろう。部員の鑑賞態度や意識レベルなどの問題点が浮き彫りになった。
三重劇にとって初めての、そして貴重な経験を積んだ中部大会だった。