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「不可能だからできないんじゃない。不可能と思うからできないんだ。」劇中にこんなセリフが出てくる。まさにその言葉が部員に乗り移って、長年越えられなかった三重劇の壁を乗り越えた。結果は三重劇始まって以来の最優秀賞・中日新聞社賞・中部大会出場・創作脚本賞であった。
7月27日の地区大会では大きなミスが目立った。しかし、そこから教訓と見ていただいた人の感想が得られた。地区が終わって28日ミーティング、29日登場人物の設定を確かなものにして、30日、31日は休日。8月1日に再び集まって、大道具などを手直し、8月8日上演というスケジュールであった。
すべては見ていただいた方々にいただいた感想、それを元に改善を検討し、重ねて行った結果であった。
部室もお金もない状態のまま、三重県代表として中部に行く。その責任の重さに呆然としながらも、原点の「人に感動してもらえる劇を作る」という目標を今後どう進めていくのか、考えさせられる夏となった。